2013/01/22 Windowsメモ

デスクトップとエクスプローラーのプロセス分離

  • コントロールパネル>フォルダーオプション>表示>「別のプロセスでフォルダーを開く」チェックオン
  • エクスプローラーが応答しなくなりログオフや再起動をせざるを得ない状況を減らしたくて試しましたが、効果はないような気がします・・・。

    既定フォントの変更

    • Word 2007
      • 既定(標準フォント)は「MS P ゴシック」ですが、これを変更する手順です。
      • リボンの「ホーム」コンテキストタブ→「フォント」の右下矢印マークからプロパティを開き→「フォント」タブの→「日本語用のフォント」にフォント(例:「HGSゴシックM」)を指定し、更に私は「サイズ」も「11」にしましたが、→「既定として設定ボタン(D)」で保存します。
    • Excel 2007
      • 既定(標準フォント)は「MS P ゴシック」ですが、これを変更する手順です。
      • ボタン→「Excelのオプション(I)」ボタン→「基本設定」の「新しいブックの作成時欄の「使用するフォント」を例えば「HGSゴシックM」に変更しを指定し、「OK」ボタンで保存します。再起動後は指定したフォントが既定になります。

    Excelで印刷ができなくなる場合の対応

    • 一旦、別のプリンターを選ぶ
      • 複数のプリンターを設定している時の不具合のようで、印刷できなかったプリンターの設定を削除して再作成しても解消されないが、別のプリンターを選んでから、印刷したいプリンターに戻すとあっさり解決する。

    CADファイルを開く

    バックアップツール

    • Bunbackup
      • バックアップ前にコピーするファイルを一覧で確認することができます。
      • iTunesのMy Musicフォルダなど、2万ファイルくらいあるフォルダであっても速く処理できました。

    bcdeditコマンド備忘

    • Windowsブートマネージャーを使ってUbuntuを起動するような場合、下記の手順で設定します。
    • Ubuntuのブートセクターのコピー
      • Grubを/dev/sdaXにインストールしているとして、
      • sudo dd if=/dev/sdaX of=ubuntu.pbr bs=512 count=1
    • Windows上での現在の設定確認
      • コマンドプロンプトを管理者として起動します。
      • そして、bcdedit コマンドをオプション無しで打ちます。
    • エントリの作成
    C:\>bcdedit /create  /d "Ubuntu /dev/sda8" /application bootsector
    エントリ {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6} は正常に作成されました。
    
    • エントリの設定
    C:\>bcdedit /set {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6} device partition=C:
    この操作を正しく終了しました。
    
    C:\>bcdedit /set {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6} path \ubuntu.pbr
    この操作を正しく終了しました。
    
    C:\>bcdedit /displayorder {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6} /addlast
    この操作を正しく終了しました。
    
    • ブートマネージャーメニューのタイムアウト調整(適宜)
    C:\>bcdedit /timeout 10
    
    • 設定確認
    C:\>bcdedit
    
    Windows ブート マネージャ
    --------------------------------
    identifier              {bootmgr}
    device                  partition=C:
    description             Windows Boot Manager
    locale                  ja-JP
    inherit                 {globalsettings}
    default                 {current}
    displayorder            {current}
                            {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6}
    timeout                 10
    
    (省略)
    
    Windows ブート ローダー
    --------------------------------
    identifier              {current}
    device                  partition=C:
    path                    \Windows\system32\winload.exe
    description             Microsoft Windows Vista
    
    (省略)
    
    リアル モード ブート セクタ
    --------------------------------
    identifier              {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6}
    device                  partition=C:
    path                    \ubuntu.pbr
    description             Ubuntu /dev/sda8
    
    C:\>
    
    • エントリの削除
    C:\>bcdedit /delete {873150c2-42fe-11df-80a9-00248167fab6}
    この操作を正しく終了しました。
    

    ユーザーアカウント制御(UAC)警告の際の画面暗転を無効にする

    • レジストリで下記の値を、既定の 1 から 0 に変更する。
      • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Polices\System\PromptOnSecureDesktop

    HDDのジオメトリ(CHS)の修正

    修正が必要となるケース

    • 新しいHDDにパーティションごとコピーした時に、ジオメトリが異なってしまうことがあります。IPLがパーティションブートセクタのジオメトリを参照したところでエラーとなり、Windows起動に失敗します。

    確認ツール

    • dskprobe.exe (Support Tools)
      • Volume InformationのSectors/TrackとTrack/Cylinderと、NTFS BootSectorの同じ項目の値を比較します。
      • Drive - Physical DriveでHDDを選んでSet Activeにします。それから、Drive - Volume Informationqを開くと確認できます。
      • ツールの使用方法はこちら。Disk Probeの使い方 http://itaya.corso-b.net/TIPS/DiskProbe/index.html
    • Partition Wizard (Freeware)
      • DiskのPropertiesのHeadsとSector Per Trackを確認します。
      • Heads(ヘッド数)は255か240だと思います。HDDのヘッド数は1つか2つですが、BIOSに記録できる最大数の255になることが多いようです。
      • Sector Per Track(セクタ数)は63だと思います。
    • GParted (Linux)
    • fdisk (Linux)

    修正ツール

    • dskprobeで修正します。
      • Set Activeにする際、Read Onlyを外せば編集できます。
      • パーティションが複数ある場合、ヘッド数がパーティションごとに異なる値になっていることがありますので、Physical Driveでなく、Logical Driveで、例えばCドライブを指定してSet Activeにします。
      • その上でView NTFS BootSectorメニューを開いて編集します。

    Vista/7のブートマネージャー(BOOTMGR)からXPのNTLDRに戻す

    • 切替方法
      • bootsect /nt52 all
      • XPでのboot.iniメニューなどの環境に戻ります。
      • /nt60 オプションで BOOTMGR に切り替えられます。
      • bootsectコマンドはVista、7のDVDにあります。/bootフォルダ。
    • XPとVistaや7とのデュアルブート環境にしますと、通常、Vista/7のブートマネージャー(BOOTMGR)がインストールされます。これはVistaや7のDVDに含まれるbcdeditコマンドで編集できますのでそのままでもよいですが、β版やRC版の期間が終わったり、Vista/7は重たいのでやめてXPだけサッパリ戻したい場合、ブートマネージャーも戻したいです。
    • Bootsect コマンド ライン オプション http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc749177(WS.10).aspx

    Windows VistaでのOpenVPNのroute ADD失敗リカバリー

    • OpenVPNのログの該当部分、route ADDに失敗してますが、引数の間違いはなく、単純にコマンドを再実行すればroute設定ができます。Webで検索すればこの問題の対処方法がいろいろありましたが、単純に再起動するバッチファイルで対処してます。
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 route ADD 172.21.10.0 MASK 255.255.255.0 192.168.92.13
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 ROUTE: route addition failed using CreateIpForwardEntry: 間違った引数があります。   [if_index=15]
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 Route addition via IPAPI failed
    
    • コマンドプロンプトを管理者として実行します。
    • 次のようなバッチファイルを実行し、OpenVPNのログからroute ADDコマンドを抽出して実行します。Cドライブ直下などわかりやすいディレクトリに置いておけば、タブ入力補完で簡単に入力できます。
    @echo off
    
    find "route ADD" "C:\Program Files\OpenVPN\log\cloud.log" > C:\Windows\Temp\tran_cloud.log
    type C:\Windows\Temp\tran_cloud.log
    
    echo ---------- C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    del C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    for /F "tokens=6-11" %%a in (C:\Windows\Temp\tran_cloud.log) do echo %%a %%b %%c %%d %%e %%f >> 
    
    C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    
    C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    rem type C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    
    • 慎重にするなら、最後はtypeコマンドで中身を確認するような終わり方がよいと思います。
    • 実行例 (OK!はroute ADDの結果)
    C:\Windows\system32>\OpenVPN-RouteADD.bat
    
    ---------- C:\PROGRAM FILES\OPENVPN\LOG\CLOUD.LOG
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 route ADD 172.21.10.0 MASK 255.255.255.0 192.168.92.13
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 route ADD 172.21.12.0 MASK 255.255.255.0 192.168.92.13
    Tue Jan 26 10:50:18 2010 route ADD 192.168.92.1 MASK 255.255.255.255 192.168.92.13
    ---------- C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat
    C:\Windows\Temp\tran_cloud_route.bat が見つかりませんでした。
     OK!
     OK!
     OK!
    

    Windows Vista 休止状態のONとOFF

    • 休止状態を有効にする
      • powercfg /hibernate on (コマンドプロンプトを管理者権限で起動)
    • 休止状態を無効にする
      • powercfg /hibernate off (コマンドプロンプトを管理者権限で起動)
    • 確認
      • powercfg /a
    • 備考
      • ディスクのクリーンアップで、「休止状態ファイル クリーナ」をチェックONにしてファイルを削除すると、休止状態が無効になる。上記のコマンドで有効にすれば戻る。

    メモ帳の印刷ヘッダーに日付を入れる方法

    Microsoft Wordで行間隔を調整する

    • [段落]-[インデントと行間隔]
      • "1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる(W)"のチェックを外す
      • 間隔を調整する(上記の設定が落とし穴)

    Windowsのサイズ

    Windows 7 は Vista よりカーネルファイルサイズが大きいか?

    • Windows Vistaではマイクロカーネルの考えを比較的多く盛り込んだ実装と言われているが、Windows 7ではモノリシックカーネル的な部分を増やしてパフォーマンス向上に努めたのではないか?
    • そうであればカーネルのサイズが大きくなるのではないかと思って調べた。
    • なお、インストールされるOSファイルの総量は現在のところWindows 7の方が小さい。世の中のどのOSと比べてもVistaは巨大な容量(16GB程)である。
    • 調査した結果、予想通り Windows 7 betaやRC の方がサイズが大きかった。モノリシックカーネル的な実装を増やしたのでなかろうか。
    • プロセスのメモリ使用量についてもWindows 7では非常に少なくなっている。
    • beta、RCについては効率よく稼働している。なお、体感上、betaよりRCの方が重たい。(製品版はさらに重たくなると想像される)

    調査結果

    • 調査対象
      • (1)ファイルサイズ : NT Kernel & System(\windows\system32\ntoskrnl.exe)
      • (2)プロセスが使用する物理メモリ量 : Systemのプライベートワーキングセット(占有物理メモリ量)、ワーキングセット(占有+共有可能物理メモリ量)
      • (3)プロセスが使用する物理メモリ量 : エクスプローラ(explorer.exe)のプライベートワーキングセット、ワーキングセット
      • (4)プロセスが使用する物理メモリ量 : デスクトップウィンドウマネージャ(dwn.exe)のプライベートワーキングセット、ワーキングセット
    • Windows Vista
      • (1)ntoskrnl.exeのファイルサイズ
        • Vista SP1 (Ver 6.0.6001.18226) 3,547,632バイト (3.38MB)
        • Vista SP2 (Ver 6.0.6002.18005) 3,549,672バイト (3.38MB)
      • (2)Systemプロセスの占有メモリ量は 323KB~708KB
      • (3)explorer.exeの占有メモリ量は 16,956KB~60,432KB、共有可能を含めた量は 43,148KB以上
      • (4)dwn.exeの占有メモリ量は 11,488KB~42,0012KB、共有可能を含めた量は 32,824KB以上
      • プロセスTotalの占有メモリ量は 214,564KB、共有可能を含めた量は 402,684KB以上(ブラウザやOfficeソフトなどを立ち上げてない時の量、参考数値)
    • Windows 7 beta
      • (1)ntoskrnl.exeのファイルサイズ
        • (Ver 6.1.7000.0) 3,920,648バイト (3.78MB)
      • (2)Systemプロセスの占有メモリ量は 148KB~
      • (3)explorer.exeプロセスの占有メモリ量は ~16,060KB
      • (4)dwn.exeプロセスの占有メモリ量は ~23,492KB
    • Windows 7 RC
      • (1)ntoskrnl.exeのファイルサイズ
        • (Ver 6.1.7100.0) 3,897,936バイト (3.71MB)
      • (2)Systemプロセスの占有メモリ量は 28KB (16KB~36KB)、共有可能を含めた量は 736KB
      • (3)explorer.exeプロセスの占有メモリ量は 8,608KB~32,452KB (主に13,000KBあたり)、共有可能を含めた量は 33,160KB~48,680KB
      • (4)dwn.exeプロセスの占有メモリ量は 10,636KB~18,576KB (主に12,000KBあたり)、共有可能を含めた量は 30,196KB~44,948KB
      • プロセスTotalの占有メモリ量は 122,168KB~264,932KB、共有可能を含めた量は 402,700KB~678,176KB以上(Firefox、Tunderbird使用中の際の量、参考数値)
    • なお、LinuxのDebian 5.0 標準カーネルの例では vmlinuz-2.6.26-2-686 のサイズは 1,505,680バイト (1.44MB)、initrd.img は 6,995,817バイト (6.67MB) である。モノリシックカーネルの概念を重んじるLinuxであるが、現在ではマイクロカーネル化が進んだOSとも言える。
    • Linuxの場合、オプションを沢山つけてビルト(make)すればサイズは大きくなり、自分のマシンに必要なモジュールをカーネルに組み込んでしまえば initrd.img は不要となる。モジュールの分 vmlinuz は大きくなるが、ビルドのついでに不要なモジュールを外すであろうから、標準よりやや小さく作れることが多い。

    Windows XP から Windows 7への移行

    • Firefox
      • IE8はIE7より高速だがChrome、Firefoxに比べれば遅く、Windows 7でもFirefoxを使い続けるのがよい。
      • Windows 7にFirefoxをインストールし、その後、Windows XPのFirefoxから設定ファイル一式をコピーすればよい。
      • Windows 7 の "\Users\Naoyuki\appdata\Roaming\Mozilla" を 別の名前(Mozilla.old など)に名前変更する。そして、Windows XP の "\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Mozilla" を Windows 7 の "\Users\Naoyuki\appdata\Roaming" にコピーする。

    Windows VistaからWindows7 betaへの移行

    • Windows7 beta は Vista より軽快に動作する。(Vistaよりは)
      • (Windows7 RCで重くなったので、製品版は重くなると思われる。)
      • メモリ使用量、OS関連のディスク使用量が少なくて済み、メモリ1GB、ディスク20GBくらいで使用に耐える。
      • Vista で頻発するエクスプローラ関連の不具合(応答なしや、リサイクル中のまま処理が進まない現象)に遭遇する回数が減った。
      • Vistaで動作するソフトウェアとの互換性がかなりある。プリンタドライバもVista用のものが使用できている。
    • マウスのドライバ(Microsoft製マウス)
    • MS IMEユーザ辞書の移行
      • テキストファイルにエクスポートして移行する。dicファイルから直接読み込めない。
      • 辞書ツールで C:\Users\yamamoto_naoyuki\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP12\imjp12cu.dic などを一覧出力でテキストファイルにしておく。
      • オートコレクトなどはWindows7側で再設定した。
    • AppDataフォルダの下のLocal、LocalLow、Roamingというフォルダ
    • FirefoxとThunderbirdは各々オンラインマニュアル通りプロファイルのコピーで移行する。VistaとWindows7とのデュアルブート環境であれば同じ場所のプロファイルを設定してもよい。
    • FFFTPの設定はエクスポート・インポートできる。

    Windows用ツール

    • アーカイバ
      • 7-zip
      • Laplus
    • デスクトップ
      • CLCL (クリップボード管理)
    • テキストエディタ
      • サクラエディタ
      • VxEditor (Grepの結果がわかりやすい)
    • オフィス
      • Google Chrome
      • Firefox
      • Thunderbird
      • Acrobat Reader
      • PDForsell (PDF結合、分割、回転) http://yomogi.bakufu.org/pdf.html
      • pdfpdfpdf (PDF結合)
      • PDF Knife (PDF切り出し)
      • PDF DeletePage
      • PDF RotatePage
    • リモート
      • FFFTP
      • TeraTerm (Tera Term Pro 2.3後継 TeraTerm Project)
      • UltraVNC
    • ビデオ
      • FLVP
      • VLC media player

    Vistaでの既定のプログラム設定

    • コントロールパネルの「既定のプログラム」で設定する。
    • スタートメニューのプロパティのスタートメニュータブのカスタマイズでは一部しか設定できない。
    • 各ブラウザのオプションで既定のプログラムに設定できるが、特にVista上のFirefoxでは効かないことがある。

    IE7のtabswelcomeページ(タブ ブラウザの開始)

    • 新規タブを開いた時に表示される「タブ ブラウザの開始」について表示しない設定にしたあと、再度表示させたい場合の方法が不明。
    • コンテンツはここ。 res://ieframe.dll/tabswelcome.htm

    Excelで1行置きにセル網掛け

    1. セル(複数セルでもOK)を選択し[書式]→[条件付き書式]
    2. 条件1を「数式が」にセットする。
    3. 数式を「=MOD(CELL("row",A1),2)=1」とし(A1でなくてもよい)、書式でセル網掛けにする。

    iTunes Music フォルダの場所にネットワークドライブをUNC pathで設定する方法

    • iTunes Music フォルダをローカルPCにせず、Landiskなどのネットワーク・ストレージを使いたい場合にどのように設定すればよいか。
    • ドライブ名を割り当てれば設定できるが、ドライブ名で制御する方法はあまり使いたくない。「\\サーバ名\資源」の形式で設定したい。
    • 方法
      • Landiskを起動したあと、エクスプローラでドライブ名を使わずに接続する。ツール-ネットワークドライブの割り当ての際にドライブ名をなしにして接続する。
      • するとLandiskのdiskがネットワークのツリーの直下に配置される。
      • この状態で、iTunesの[編集]-[設定]-[詳細]-[一般]の[変更]ボタンで選択する。

    Windows起動時トラブル原因切り分け

    • BOOT.INI起動以降に画面が固まってWindowsの起動が完了しない場合の調査方法。
    • セーフモードで起動できるが通常モードで起動できない場合など。

    ツール

    • sysdm.cpl
      • システムのプロパティが起動される。
      • ハードウェア - デバイスマネージャ (ドライバの更新など)
      • 詳細設定 - 設定 (BOOT.INIの編集など)
    • msconfig
      • 診断スタートアップ
        • SYSTEM.INI、WIN.INI、サービス、スタートアップの読み込みを細かく調整し、トラブルの切り分けができる。問題部分が判明すれば更に細かく切り分ける。
          • BOOT.INIのオプションを一時的に切り替えることができる。F8を使わなくてもセーフモードでの再起動ができるなど。
        • 通常スタートアップに戻すと元のBOOT.INI、サービス、スタートアップに戻るので、一時的に変更内容をテストする際に便利なツール。
    • デバイスドライバ・サポートプログラム更新ツール
      • 多くのPCメーカーの場合、ホームページからダウンロードできる。(またはPC付属CD-ROMを用いる。)
      • Windows標準のドライバでは問題が出る場合はダウンロードし適用する。

    備考:スタートアップ項目

    • jusched.exe
      • Sun Java Update Scheduler
      • Javaの更新プログラム。インターネット接続環境で使用する場合は安全性・安定性のために常駐のままがよい。
    • qttask.exe
      • Apple QuickTime Tray Icon
      • QuickTimeの更新プログラム。問題がない限り止めなくてよいが常駐必須ではない。
    • realsched.exe
      • RealNetworks Scheduler
      • RealNetworks製品(RealPlayerなど)の更新プログラム。問題がない限り止めなくてよいが常駐必須ではない。
    • tintsetp.exe
      • Input Message Editor
      • MS-IME(Microsoft Language Support (IME))に関連するプログラム。システム起動には影響がないがIMEに関係するアプリケーションに影響するため常駐のままがよい。
    • tpkmapap.exe
      • IBM Thinkpad Keyboard Mapper
      • IBM Thinkpad用のホットキー割当ツール。問題がない限り止めなくてよいが常駐必須ではない。
    2006-09-01

    Windows XP (SP2) 修復インストール

    • Windows XP Service Pack 2 適用PCについてはオリジナルのCD-ROM(SP適用のないリリース時CD-ROM)からの修復インストールができない。
    • Microsoftのサポート技術情報の手順は以下の通り。
    • Windows XPが起動した状態であれば上記の方法が可能であるが、起動できな場合は起動ディスクを使う必要がある。もしくはあらかじめSP2適用済みCD-ROMを作成しておく。
    1. 任意ドライブに作業フォルダを作成する。700MB程度の空き容量が必要。後の手順の都合上、スペースを含まないフォルダ名にすること。
    2. Windows SPインストールCDの1枚目を作業フォルダに丸々コピーする。
    3. Service Pack 2のダウンロードファイルを作業フォルダに保存する。
    4. コマンドプロンプトで作業フォルダに移動しファイル統合を行う。WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe /integrate:C:\WindowsXP_Pro_Disc1_JP
    5. 容量節約のため作業フォルダから WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe を削除する。
    • 作業例
      1. cd c:\
      2. mkdir WindowsXP_Pro_Disc1_JP
      3. xcopy F:\ C:\WindowsXP_Pro_Disc1_JP /e (/eはサブディレクトリが空であってもコピーするオプション。エクスプローラで普通にコピーしてよい。)
      4. Service Pack 2のダウンロードファイルを作業フォルダに保存する。
      5. cd c:\WindowsXP_Pro_Disc1_JP
      6. WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe /integrate:C:\WindowsXP_Pro_Disc1_JP (相対パスやスペース入りではエラーが出て処理失敗する。)
    2006-08-22

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