2009/12/29 writing-2009

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長寿命化

  • 2009年10月31日
  • 将来、長寿命化が進む。
    • 欧州、日本、韓国などの少子高齢化社会はもちろん、それ以外の国でも進むと思う。
    • ストレスで寿命が縮む人もいるが全般的には伸びそう。
  • 主因は医療の発展によるもの。
    • 疫病に対する技術、健康を維持する技術や知識が発展し、その成果で元気に暮らせそう。
    • 人工骨、人工血液などの細胞再生技術が伸び、弱った部分を補完できそう。
  • 長寿命化にともない、60歳以降も社会で活動する必要がある。
    • 労働と趣味を楽しむことが大切。どちらか片方だけに打ちこむ人もいるでしょうが、両方できるよう、人生の中で興味あることを発見し、また労働能力を維持することが大切。
  • 高齢になると目、耳、歯などが弱ってきて、医療技術で補うにせよ、これらを若返らせることは難しい。
    • 高齢者が行動するには公共交通機関と徒歩が中心になる。よって、社会は自動車の速度を緩やかにし、渋滞対策重視でなく安全重視の交通システムにして行く必要がある。

伸びる科学技術

  • 2009年10月31日
  • 貧困、疫病、戦争(暴力)を克服する努力は今後も継続される。
  • 地球が壊れたら人間も生きて行けないため、科学技術の実用化にあたっては、環境を維持できることが指針となりそう。

これからのコンピューター

  • 2009年10月31日
  • 現在のままでも便利だが、量子コンピューター、DNAコンピューターが開発され、より高速になる。
    • 順当に行けば量子コンピューターの方が先に普及しそうだが、DNAコンピューターは電子コンピューターが苦手とする処理に強いところがあるので、適所適材で実用化されると思われる。
    • 発熱量も小さくなる。
  • 現行の暗号通信が破られる恐れがあるが、より強い暗号に移行することにより問題は少なくなる。鉄ができれば木の扉も鉄にすればよいのと同様。
  • DNA計算の大規模化、「萩谷昌己、横森貴、DNAコンピュータ、2001-12-26、培風館」より要約
    • 約100μMのDNAオリゴマー溶液(合成費用は数千円)の中に存在するDNA分子の数は6x10の16乗、仮に1本のDNA分子で1文字を表現したとすると、6千万ギガバイトの記憶容量を持つメモリを実現できる

人間に近いコンピューターと忘却のメカニズム

  • 2009年10月31日
  • 既に産業用ロボットや娯楽用のロボットがたくさん動いているが、人造人間や心を持つものは技術的に全く目処が立たっていない。
  • 身体の問題と学習能力の問題がある。
    • 脳が記憶を行うメカニズムや、行動するときのメカニズムはかなり分かってきているが、肝心の「わかる」とう実感がどう生じるのかは分かっていない。
    • 一般にコンピューターに物忘れしてもらっては困るが、記憶を忘れることができなければ、悲しいことが忘れられないし、楽しいといういう感覚や、新鮮な気持ちになる感覚がつかめない。感情の言葉が「わかる」ようにならない。
    • もちろん、感覚をつかむには身体も必要になる。
    • 表情や感情の情報処理技術も研究されており、工学的には応用できる。故意に記憶データを削除して、楽しい状態に切り替えれば、ロボットやゲームソフト内のキャラクターとしては上手くいく。しかし、これでは人生から学んでいないので何万年たっても進歩できない。
  • 進化のメカニズムを持つソフトウェアも開発されているが、生物の進化と同様に、優れた有機体ができるまでには何千万年もかかる。
    • 地球の歴史の中で、現存する生物は最先端の進化形である。ヒトもその一つであるが、進化のシミュレーションの結果がヒトになっても意味がない。上手く行った場合は別のものができる。
  • 歌ったり、踊ったりするロボットは技術的には上手く行く。動物サーカスと同じく、見ている人間を楽しませることができるからである。ロボット同士のお祭りではエネルギーの浪費になる。
    • このロボットの知能が発展するとしてもサーカスの動物のようなものであるため、人間ロボットには至らない。
--(y:2009-10-31)

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