2010/05/16 Puppy Linux on ThinkPad X20

Puppy Linux on ThinkPad X20

The Puppy Linux on the IBM/Lenovo ThinkPad X20

1. 仕様

1.1. ThinkPad X20 (2661-24J)

2. Puppy Linux と ThinkPad X20

  • Puppyは軽く、メモリにコピーされて動作するので、今となっては古いX20のようなPCでも快適に動作する。Puppy2, Puppy3, Puppy4 のどれでもX20で動く。
  • ライブCDが基本だがハードディスクにインストールすることも可能。
  • その他、PuppyはUSBメモリからの起動も可能だが、X20のBIOSではUSBブートはできない。
  • Xサーバーはxorgでもxvesaでも設定可能だが、xorgの方はインストール時に上手く設定できないことがある。xvesaでインストールを進めて、後でxorgを再設定することはできる。

3. ライブCDを使わずハードディスクから起動

4. その他

4.1. ブート・パラメータ

4.2. ビープ音をOFFにする

  • /root/.xinitrc に "xset b off" を追加。最後でなく他のxsetが実行される97行目から113行目あたりに追加する。(Xサーバーを再起動する)
  • bash端末(urxvt)だけでよければ /etc/inputrc に "set bell-style none" を設定する。ただし、これだけだとviエディタでは音が出てしまう。
  • xterm向けの設定は"xset b off"

4.3. 無線LAN

  • 無線LANは内蔵されていないが、IO・DATAのWN-AG/CB3(Atheros 5212)を使用。インストール後、何もしなくても ath0 で認識される。
  • WPAの場合、ネットワーク・ウィザードでは上手くいかない。原因はわからないが、WEPの処理になっているような気がする。(周辺のWEPのAPに自動的につなぎに行ってセキュリティのないAPにはつながってしまうので注意。)
  • WPAでの接続手順
    • /etc/wpa_supplicant.conf を編集
    • wpa_supplicant -i ath0 -c /etc/wpa_supplicant.conf でAPに接続
    • dhcpcd ath0 でDHCPからアドレス取得
# cat /etc/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
ap_scan=2
update_config=0

network={
 ssid="接続先APのSSID"
 psk="接続先APのパスフレーズ(psk)"
 proto=WPA
 key_mgmt=WPA-PSK
 pairwise=TKIP
 group=TKIP
}
--y(2009-02-21)

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