2010/02/12 PC LOG2007

LOG2007

12月

アイデア

  • 第15回三鷹光器株式会社会長 中村義一さん-その3-「便利」ではなく「必要」なものを http://codezine.jp/careerup/article/aid/2019.aspx
  • 第15回三鷹光器株式会社会長 中村義一さん-その4-人の役に立つものを作れれば、それで満足 http://codezine.jp/careerup/article/aid/2021.aspx
  • 学力や設備はは関係ない
    • 大企業の人は学校の勉強はできるけど、肝心のアイディアが浮かばない。ものづくりにおいては致命的。
    • 世界中の論文を全部読んで頭に入れても、大抵、明日のことがわからない。発明できない人はできない。
  • 専門以外に興味を持ってみること、位相を合わせること
    • 自分の専門以外にも興味をもつこと。気になることがあったら立ち止まってよく見てみる。
    • つまりは「位相を合わせる」ということ。何にでも興味を持って位相を合わせる。
  • 必要なものを作ること
    • 人にとって、社会にとって必要なものを作るのが一番いい。
    • 必要なものは設備とは関係ない。
    • 便利なものを作ってもしょうがない。便利なものっていうのは人をダメにする。
  • すぐ別のものにチャレンジすること
    • 同業者が真似してきたら、すぐ別のものにチェンジする。次の新しいものをすぐに作る。
  • イノベーションの神話、Scott Berkun、村上雅章訳、2007年10月、オライリー・ジャパン、1,890円 http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113456/toc.html
    • アイデアがどこからくるかという疑問を研究所、工房、書斎を訪問し、魔法の装置があるのではないかと期待してしまう。
    • 同時に、アイデアを生み出すのは人知を超えた何かが必要だとも考えてしまう。
    • 身の回りのものごとの観察に時間を惜しまないこと
      • ニュートンが重力を発見したのではないが(数学的に作用を解明した)、好奇心や観察は重要。意味や本質が降って湧いたように明らかになるときがある。
    • アイデアは独立したものでない
      • 無数の既存のアイデアから成り立っており、ひらめきはパズルの最後のピースを埋めるイメージ。
    • 二つの無関係な概念からつながりを見つける関連付け能力
      • ディーン・シモントン「Creativity in Science: Chance, Logic, Genius, and Zeitgeist」に、関連付けができる人間は共通項がないと考えられていたアイデアをコンセプトを結びつけて考えることができると記されている。

ソフトウェアの不具合と損害賠償

  • 特にH/WとS/Wの一体化が進んでいる車載ソフトウェアや組み込みソフトウェア関連で問題となっている。
  • 組み込みシステムにせよビジネス向けシステムにせよ、経緯が込み入ってくるので個々のケースで判断することになるだろうが、不具合が発見されたら迅速に補修(保守、メンテナンス)することがポイントのようだ。
  • 具体的に被害状況が分かりやすい分野では問題が大きくなっていく。発注側が主従徹底のために必要以上に責任追及することもあるが、技術進歩全体を考えると双方冷静な考え方で対応した方がよい。
  • 第7回 被害が大きくなるソフトウエアのバグと損害賠償の可能性 http://it.nikkei.co.jp/business/column/ochi_comp.aspx?n=MMIT03000021082006

11月

社員にさせる仕事

  • 変わらねければ消え去るのみ(セコムの木村昌平氏講演)
    • 成長していた主力ビジネスの巡回警備からの撤退する際、幹部全員撤退はとんでもないという判断だったが、その全員一致を聞いたトップ(当時は飯田亮氏)は撤退が正しい道だと決断した。
    • 正しいか、公正であるかの判断は会社にとってでなく、社会にとって。何のために事業をするのか。
    • 「知識、知識、ナレッジって言いますが、現場はそんなモンじゃないでしょ?知識産業って要は労働集約産業でしょ~?」
    • サービス業の本質はCS(顧客満足追及)とES(社員満足追求)の同時達成、品質は社員の心(こころざし・情熱)で決まる。
    • 参考:次々と経営資産を捨ててきた。過去に固執して成長はありえない。(木村昌平氏インタビュー) http://www.arukikata.ne.jp/daigaku-net/news_210.html

ICレコーダーの使い方

  • 小さなお子さんへの伝言に使う
    • 営業のコツ具体例の一つとして、ジャパネットたかたが子供に伝言を残したいときにICレコーダーを使うことをアピールしお母さん方に売れた話がある。
    • 日本一営業力がある社長 http://nvc.nikkeibp.co.jp/nveye/sprepo/20071119_000878.html
    • 伝言はメモ紙に書いてテーブルに置いておくか、携帯メールで伝えるなどの方法があるが、字が読めない子供でも留守番することはあるだろうし、伝えたいこともあるだろう。

音声入力

  • 利用分野
    • 音声はナチュラルインターフェースの一部
    • キーボードは非常に役立っているが、手で何か他の作業をやらなければならない仕事環境では不便。
    • キーボードは綴りを予想して入力する必要がある。
    • 日本語や中国語では音声入力や手書き入力の人気も高いのではないか。
  • ビル・ゲイツ氏が語る音声認識の未来とナチュラルインターフェース http://japan.zdnet.com/sp/interview/story/0,2000056426,20359356-2,00.htm

ソフトウェアの生産性、Rubyなど

  • まつもとゆきひろ氏の文章より(おそらく)
    • ソフトウェアの生産性は測定できないが、プログラミング言語自体の生産性は便宜的にソースコードの行数で比較する。
  • Rubyの広まり
    • 英語圏の人が英語でRubyのドキュメントを書いた。
    • 達人プログラマー筆者らに注目された。
    • ヒアリング、仕様確認、開発という順序のスタイルが古くなった。
  • ソフトウェアを内製するには個人の生産性、自由重要。楽しいプログラムになる。ツールを上から決めるのはダメ。
  • コミュニティー運営はナイスでいこうよ。回りくどいが命令は出せない。
  • 日、独、仏のIT環境
    • コンピューターサイエンスを自国語で勉強できる。
    • 発展途上国だとダウンロードは高くつく(通信費が高いからか?)
    • OSSの支援費用は企業の経費としては安い。一人分の人件費くらい。

10月

グリッド、モノからサービスへ、物質から精神へ

  • グリッドとは
    • ネットワーク経由でサービスが提供されること。
    • サービス提供者の所有するリソース(資源)を使って計算した結果をサービス利用者が使用すること。
    • 異なる組織が所有する分散したリソースを同時につなぎ合わせ、別々のものを一つに見せて(仮想化)サービスを提供する技術。
  • グリッドと文明論(ダニエル・ベル、梅棹忠夫)
    • 19世紀はモノ中心の時代
    • 物質という概念、産業革命、植民地争奪戦
    • 社会インフラとして海路や鉄道が発達
    • 20世紀はモノの延長でエネルギー中心の時代
    • 電力、ガス、石油が力の源になった。
    • 21世紀は情報、知識、サービスの時代
    • テレビやマスコミの発展もあったが、特に社会インフラとしてインターネットが発達
  • 情報時代
    • 文字や映像は単なる電気信号でなく、楽しさ、衝撃というような精神に対する価値として運ばれる。

情報時代の次の時代

  • 情報の時代は精神の時代であり、こころの時代でもある。
  • 物質から精神への流れから考える。
  • 「モノからサービスへ、SaaSとグリッド」、三友新聞(平成19年10月25日)

9月

音律

  • 音律
    • 1オクターブの中に7個(ドレミファソラシド)、12個(ドレミ・・と半音)もしくは任意の数のの音程の並べる方法。
    • 世界の各地域の伝統的な音律は7個以下(ドレミソラ、ドミファソシなど)も多い。
  • 音律の種類
    • 平均律、純正律、ピタゴラス律、ヴェルクマイスター律など異なる方法が混在している。
    • 音程(音の高さの間隔)は大雑把には同じだが、微妙には異なり、多少の違和感が生じることがある。
  • 平均律
    • 全ての半音を等間隔になるように並べる方法。特に12個並べるものを十二平均律という。
    • 1オクターブ違う2つの音の周波数比は1対2になる。
    • 等間隔に分ける概念だが周波数としては割り切れないので、全く等間隔にすることは難しい。
    • よって、和音が純正5度、純正3度にならず濁った音となる欠点がある。3度はやや顕著に濁るが、全般的には大きな濁りなくどれも小さな濁りで留まる。例えばピタゴラス律は5度は完全だが、その代りずれの大きな和音もある。
    • 等間隔に非常に近いので転調が容易という長所がある。
    • ピアノはもっぱら平均律で調律されている。
  • ピタゴラス律
    • 純正5度上下の音を積み重ねて7個の音を作る方法。現代では12個の音を重ねて作る。
    • ド、ソ、レを作り、レを1オクターブ下げればド、レを並べることができる。
    • ドから初めて12回目にシ#ができてほぼドと同じになり一巡するが、完全なドの音ではない。
    • グレゴリオ聖歌を歌う際に使われた音律。(ドレミファソラシ)
    • 平均律と比べミとファ間隔が狭い。くなっていることであり、これがグレゴリオ聖歌の独特の雰囲気を醸し出しているのです。
  • 純正律
    • ドミソ、ファラド、ソシレの主要3和音が綺麗に響くように音程を並べる方法。
    • ドの周波数の2対3になるようソを合わせ、純正5度を作る。ドの周波数の3対4になるようファを合わせる。ドの周波数の4対5になるようミを合わせる、という具合に作っていく。
    • つまり、1オクターブを1対2にするところから始め、1対2→2対3→4対5と比率を合わせる。この他は従属的に3対4、3対5、8対9、9対10、15対16の比率となる。
    • ドミソ、ファラド、ソシレ以外が綺麗に響かない。
    • 音の間隔が一定にならず、大全音(9対10)と小全音(8対9)の2種の間隔ができてしまい、転調できない。例えばCシャープとDフラットは平均律では同じ音だが純正律では異なる。
    • トランペットなどの金管楽器は構造上純正律となる。ドソ(5度)を口で吹き分ける際、楽器固有の振動の整数倍となるので純正5度が出る。
    • バイオリンなどのフレットがない弦楽器でも純正律が使われる。
  • 音律と楽器
    • 楽器により音程を作る手法が異なることもあり、意図した音律に完全に調律できるかどう事情が異なる。
    • 例えばフルートやオーボエは第2倍音を利用する楽器であり、クラリネットが基底としているのは1オクターブと5度になっているので、これらの中間の間隔は完全にはならない。
    • 金管楽器は構造上純正律が使われる。
    • ピアノは平均律が使われる。調律次第だが全般に平均的に綺麗な和音が出る平均律が好まれるのだと思われる。チェンバロやオルガンはピタゴラス律にすることもあるそうです。今日の十二平均律は西洋では16世紀以降の比較的新しい音律である。しかし他の地域では古典的音律かも知れません。

システム運用管理の標準化

  • 全体的なマネジメント、統制という点ではITILベースの運用を整備する手法が進んでます。
    • システム運用の2つの大きな問題、システム障害と運用管理の属人化を解消するには、実際にはいろいろ難しいにせよ、コツコツと標準化を図っていくのが前向きでしょう。
  • 技術面、ツール面ではどうか。
  • イベントを拾う、インシデント対応、インシデント管理(ITIL)
    • 監視、管理の基本はイベント(エラーメッセージやステータス情報等)を拾うところから始まりますが、対応手順が定型化している場合はイベントに対して自動応答する仕組みもシステム化したくなります。
  • システム構成の定義、構成管理(ITIL)
    • あるイベントはどういう問題を示唆しているのか、どういう影響があるのか、こういう問題はシステム構成を参照しなければ判断できませんが、なかなか難しいところで課題となってます。
  • システムライフサイクル
    • 自動運用したい、仮想化技術を活用したい、システム障害ノウハウを上手く再利用したい、ということも含め、全体を考えるとライフサイクルの中で情報をどう活用するか、ということが目標になってきます。(現時点では夢の技術です。)
開発
 ↓
変更管理(影響の最少化)
 ↓
リリース
 ↓
モニタリング(運用レビュー)
 ↓
問題解決(SLAレビュー)
 ↓
最適化(サービスとコストの最適化)
 ↓
開発
 ↓
・・・(くり返し)
  • 標準化
    • システムの情報はベンダー独自仕様から標準化の流れです。
    • ハードウェア、ソフトウェア(アプリケーション)もシステム管理の標準仕様に沿ったものを採用した方が全体がデザインしやすくなります。システム管理の標準仕様は現在規格化が進んでます。
  • ハードウェア管理の標準規格、DMTF(標準化団体)、DMWG(作業部会)、DASH(PC仕様)、WS-MAN(Web Services Management、管理コマンド等)あたりが関連用語。
  • ソフトウェア管理の標準仕様はよくわからない部分が多いですが、SDM(システム定義モデル)やSML(言語)あたりが進んでます。

電子辞書端末の組み込みOS

  • カシオのエクスワードはおそらくHI7700/4だと思う。
    • HI7700/4はSuperHファミリマイコン向けのμITRON4.0仕様準拠のオペレーションシステム。
  • シャープの電子辞書はザウルス同様組み込みLinuxだと思う。
  • これらの端末はメモリカード、USBデバイスも使え、個人用コンピュータとしてもっと活用できないものかなあと思った。

8月

Shibbolethで実装されたSAML準拠の認証手順

  • ShibbolethとはID連携ソフトウェア。プライバシーに配慮した非匿名ネットワークを実現することができ、異なる組織で運営されるWebサービスにまたがったシングルサインオンができる。
  • SAML準拠の認証手順のよくわかる説明があった。下記のサイトのEasy Demo、Medium Demo、Expert Demo参照。このサイトにもShibbolethで構築されたIdP(Identity Provider)がある。
  • Shibbolethと同様にシングルサインオンで注目されているのソフトウェア

7月

社会的公正

  • 日本とアメリカは100年前はまだ貧しかったとダニエル・ベルが指摘していたが、内容に賛否あるだろうが自由、平和、民主主義、さらに経済、産業、科学技術を唱え繁栄の道をたどった。
  • 「平和、自由、繁栄と、目指してきた3つのものがほぼ達成できたから、これからは『社会的公正』を実現することが目標だ」宮沢さんは、バブルの前、何度となく私にそう言った。

6月

二酸化炭素とエコサイクル

  • 東京理科大学 井上 祥平教授 インタビュー(前編)二酸化炭素は本当に悪者なのか!? http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/interview/070522_inoue01/index.html
    • 植物の光合成によりでんぷん(炭水化物)が生成され、でんぷんは動物には必要なもの。
    • CO2は工業では活用例が少ない。(尿素、ドライアイス、ビール、炭酸飲料、カフェイン除去など)
    • 燃えたあとに残る物質でありそれ以上燃えず、非常に安定した物質。
    • 地面をあたためる作用もある。温暖化防止には拡散したCO2の回収は困難なので京都議定書が重視しているように排出を抑制すること(予防的対策)が大切。

長期在庫のメリット、企業内データマイニング

  • 残業は規制すればかえって増える http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q2/535288/
    • コスト削減のために在庫を減らすことが多いが、顧客に取っては多品目を長く保存しているところの方が安心感がある。24時間開いている安心感から昼間も通うコンビニ、古典がよく売れるAmazonなど。
    • 別テーマだが顧客行動の分析だけでなく、企業内の活動を分析し、相関関係が発見できれば新しいことができそう。

5月

DVD規格

デザインとはものを省くこと(Webデザインには線が何回もでてくる)

  • 63歳の世界的デザイナーが挑む、新しきウェブデザインの世界 http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20348679,00.htm
  • Katsuji Asada、asada design http://www.asadadesign.com/
  • グラフィックの中でも、ものを省くことがデザインだと考えているんです。デザイナーは今までものをくっつけすぎた。ものを省いていくと、シンプルで、すごく強くて、きれいでなかったら残らないんですよ。
  • 線というのは、囲ってしまうとその中だけの世界になっちゃうんですよ。白というのは空間がある。広がりがある。
  • 線がすべて悪いわけはないんですが、線でデザインされているとモザイクみたいな雰囲気になる。逆に線がなくなると気持ちにもビジュアルにも広がりがある。

今後のデスクトップOSの発展について

  • Vista Ultimate:47,530円、Business:36,800円、Office 2007 Ultimate:82,580円(アップグレードは2割安い、価格はAmazon)
  • MS-DOSからWindows3.1
    • DOS上でもカーソル操作やマウス操作でいろいろGUIライクなことは可能であったが、Windows3.1ではカラフル・グラフィカルになり複数GUIが視覚的にわかりすくなった。直感的操作ができるようになった。
  • Windows3.1からWindows NT(ビジネス用途)
    • LANが使いやすくなった。Widnwos3.1はフリーズが頻発する問題があったが安定性が向上した。
  • Windows3.1からWindows 95
    • インターネットが使いやすくなった(ダイヤルアップ時代)。マルチメディア機能が標準的となりCDの再生などがしやすくなった。
    • コンピュータが効率化の道具を超えて情報化の技術に。
    • HTMLドキュメントが増大。
  • Widnwos 95からWindows 98、ME
    • Widnwos 95はフリーズが頻発したがやや安定した。ADSL時代になりLAN接続でインターネットを使うことがしやすくなった。(PCにLANカードが装備された。)
  • Windows 2000へ
    • インターネット、メール、マルチメディア、安定性、Officeソフト等の使い勝手がよくなった。USB、PCカード、IEEE1394などインターフェースも使いやすくなった。
    • 携帯電話の普及などもあり情報時代に。Webコンテンツが圧倒的に充実した。
  • Windows XP、Vista
    • PCのハードウェアの進歩により動画再生性能が向上した。PC周辺環境の整備も進んだ。
    • メールやWeb検索はすっかり定着し、デジタル写真や音楽ファイル(MP3)もたくさん扱う時代になった。
    • 現時点で判明した「Windows Vistaの欠点」を暴く http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060510/237373/
  • PC UNIX
    • Windows 95時代のLinuxやFree BSDの初期は安定性がよいとされたがGUIをインストールするのが至難で、やっと動いたGUIはよくフリーズしたのでユーザからすればWindowsと大差なく、LANカードを認識させることや、プリンタのセットアップで苦労するのでハードルが高かった。
    • 2005年くらいになればインストールの難しさが徐々に解消されよいOSになった。周辺機器や愛用ソフトウェアの関係で完全に乗り換えることができない面が残る。
  • Mac(Apple)
    • 製品デザインがユーザに好まれ、クリエーターにとっては画面イメージとプリントイメージの相関が慣れもあってつかみやすいなどのメリットがあった。
    • Apple Talkによるネットワークが可能であったがTCP/IP時代に遅れ、パソコン通信やインターネットなどのネットワークユーザがWindowsに流れた。Windows 95と同世代のMacはフリーズが頻発し、フリーウェア開発者のプログラミング環境としてもWindowsに人気が移っていたが、マルチメディアを意識している点がWindowsよりもやや使いやすかった。
    • OS XよりFreeBSDベースになりようやく安定した。
  • Sun OS
    • Windows 95以前からGUI環境、LAN環境が標準であってよいOSであったがハードウェアがSunである必要があり高かった。デ ィスプレイも大きく一般にモノクロで、UNIXは高級コンピュータであった。大学の研究者用としてアカデミックディスカウントもあったようで好まれた。

著作権という言葉を隠れみのにした販売業者の独占

  • 誰のためのデジタル放送か?(前編) http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_6146_273354_104
  • 誰のためのデジタル放送か?(後編) http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_6146_273354_107
    • 著作権を守れと叫んでいるのは著作者やクリエーターではなく、真ん中に入って仲介している人たち。
    • 著作権を強化してほしいクリエーターやプロダクションのディレクターはいない。コピーワンスにも興味がない。
    • コピー制限を強化したからといって、地方のテレビ局の凋落の流れを止めることはできない。

4月

教科書、原典

科学

お父さんのためのWindows(デスクトップPCの移り変わり)

  • グーグルはマイクロソフトを殺さない http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/20/gartner.html
    • Microsoft Officeが“お父さんのためのソフトウェア”になる可能性もある
    • SaaSはソフトウェアベンダとエンドユーザー企業を直で結ぶ、究極の中抜きビジネス
  • Microsoft is Dead 日本語訳 http://www.yamdas.org/column/technique/microsoftj.html
    • 今では Mac か Linux を使っている。Windows はおばあちゃんのためのものだ。90年代は Mac がそうだったように。

憲法9条

憲法9条の有効性
  • 日本を軍国主義へ導く「普通の国」論の危険性(立花 隆) http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/050517_futunokuni/index2.html
    • 日米安保条約と米韓相互条約の違いは片務性と双務性。9条がなければ双務的な条約の提案があるだろう。
    • 韓国は約30万の戦闘部隊をベトナムに派遣し、約5000名の戦死者を出し、負傷者は10万人を超えた。そのような過去がたたり、ベトナムで韓国人はいまだにこころよく受け入れてもらえない。朝鮮戦争の際、アメリカは3万人をこえる戦死者を出しても韓国を守ったので、血を流してでも防衛する義務を負いあうことになった。
憲法は古くても困るとは限らない
  • 憲法第9条を死守して「崇高な理想」を貫け(立花 隆) http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/050512_shisyu/index2.html
    • オーストラリアの憲法は植民地時代のままで、イギリスの女王が任命する総督が最高権力者であるなど確かに現実とそぐわないが、1999年の憲法改正案は国民投票で否決された。世論調査では女王や英王室への親近感はないが、憲法に沿った手続きがセレモニー化しているが、形骸化しているということは即ち改正しなくても当面困ることはなく、改正するメリットがない。
    • 解釈改憲を是とする立場であれば自衛隊法も法的に認知される。法は常に解釈と不可分である。

セキュリティ(安全)啓蒙活動

シームレスなオンラインサービス(継ぎ目のない情報管理)

見える化、可視化とは

  • 見える化の対象を間違えるな! http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070327/121797/
    • 管理職層は部下の行動ばかりを見ようとするが、本当にマネジメントしなければいけない対象は「顧客にとっての価値」である。
    • 熱自体は目に見えないが、体温計で数値化することが可視化である。どこの部分を測るかという標準化、平熱との乖離を計算するならばその基準決めが求められる。

日本の企業文化と現場調整力

  • 現場力の高い日本の製造業に有効なBI活用とは https://www.microsoft.com/japan/enterpriseconnection/cs/info.aspx?fname=campaign/BI/frontierone
    • 米国では会社に入った時から与えられた仕事が違っている。
    • 日本の企業は横のつながりが強い。なぜなら“同期”がいるから。
    • ERPは業務効率の平均値を上げるが、顧客への柔軟な(裏技的な)対処ができず満足度が下がることもある。

放送と通信の融合

  • 放送と通信の融合(3)融合を阻む放送局の収益モデル http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070323/266179/
    • 放送と通信の融合には著作権以外の問題がある。広告でどう儲けるかの問題が大きい。
    • テレビの視聴率にあたる仕組みの確立が必要。
  • テレビ広告とインターネット広告
    • テレビとネットの広告指標を比較する(前編) テレビCMに根付いた「GRP」とは - nikkei BPnet http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/trend/current/070202_tvcmgrp/
    • テレビとネットの広告指標を比較する(後編) インプレッションをネット広告の“GRP”に - nikkei BPnethttp://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/trend/current/070405_tvcmgrp02/index.html
    • 視認効果の管理指標を何にするか
      • GRP(Gross Rating Point):延べ視聴率、GRP=到達率×平均接触回
      • インプレッション:延べ接触人数を表す指標、到達人数と接触回数に分解できる。
      • 総接触回数=総インプレッション=ユニークユーザー数×平均接触回数
      • GRP×放送エリア内人口=インプレッション

英語習得方法

  • 英語を完全攻略したいあなたへ,5つのアドバイス(ミッキー・グレース) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070329/266856/
    • 下記1~5は言葉以外の習得にも応用できそう。
    • 1.言葉に関心を持つ
    • 2.気がついた表現をその場でメモする
    • 3.辞書を引く(ついでに用例,類語,反対語,名詞形,形容詞形なども参考にする)
    • 4.いくつもの訳し方を試してみる
    • 5.音読する(VとB、LとR、GとJとZ、SとThの発音、theがいるのかいらないなど、何となく感覚的にわかるようになる。)

P2Pを活用した動画配信ビジネス

IT企業の規模拡大メリット

  • “知識シナジー”が拓くM&Aの新しい形 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070329/266940/
    • IT業界は人の質と量が競争力を左右し、R&D活動の効率化や部品共通化(主に製造業)、共同購買(流通業)のようなメリットがあまりない。
    • テンプレート化や標準モジュール活用は取り組まれているが、カスタマイズが多く規模のメリットは出しにくい。データセンターなども設備増強で対応可能である。
    • 対象顧客や業界に関する知識や知恵の統合・強化(知識シナジー)には可能性がある。

3月

体質と食材

  • 単純化は難しいが恐らくこんな感じ。
      (陰)    (陽)
体力:寒・冷 と 熱・湿
体質:虚     と 実
体液:湿     と 燥

Linux開発

  • The Linux Foundation Japan - リナックス・ファウンデーション・ジャパン http://www.linux-foundation.jp/
    • Open Source Development LabsとFree Standards Groupの合併

リッチクライアント

ITビジネスモデル模索

営業ノウハウ

著作権

  • 決して万能とは言えないFSFEの信託ライセンス契約 http://opentechpress.jp/opensource/article.pl?sid=07/02/22/0143243&from=rss
    • FLAは著作権譲渡の取り決め。
    • FLAとはフリーソフトウェア・プロジェクトが著作権をまとめて単一の組織または被信託者の管理下に置くという形の著作権譲渡の契約である。
    • FLAのねらいは、大規模プロジェクトにおける著作権管理の問題を緩和すること、また世界共通ではない著作権の差異を吸収することにある。
  • 著作権・ソフトウェアライセンス・オープンソース http://oooug.jp/start/licence/copyright.html

サウンドビジュアル

  • VESA (Video Electronics Standards Association)
  • XGI Technology Inc.

遊びと仕事

2月

ブルース・シュナイアー (Bruce Schneier)

自動車の危険と代替手段

  • 宇沢弘文、自動車の社会的費用、岩波新書、1992/11、735円
  • ジンジャー/セグウェイと新しい都市の可能性(山形浩生) http://cruel.org/chuko/chuko02.html
LOG_2005-2006(過去分)へ
--y(2007-04-01)

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