systemd-resolveの設定(Ubuntuなどの動的DNS設定)
systemd-resolveの設定(動的DNS設定) Ubuntuなど、systemd-resolveがデフォルトのDNSリゾルバーとなっているディストリビューションについて。 NetworkManagerやavahi-daemonの無効化、/etc/network/interfacesの設定はしなくて大丈夫です。 なお、下記のDNS設定を行わないと、Firefox Syncに失敗してしまいます。Google Chromeでのウェブ検索には影響はありませんが、Firefoxでは「support.mozilla.org」、「accounts.firefox.com」、「bugzilla.mozilla.org」などのサポートサイトの名前検索に失敗しますので、Mozilla のサービスを使うために、なんだか妙なのですが、Google の DNS を設定しましょう。 /etc/systemd/resolved.conf の編集 設定は下記のファイル順に構築されます。 /etc/systemd/resolved.conf /etc/systemd/resolved.conf.d/*.conf /run/systemd/resolved.conf.d/*.conf /usr/lib/systemd/resolved.conf.d/*.conf $ sudo vi /etc/systemd/resolved.conf おすすめはGoogleのPublic DNSを設定です。Googleを使うユーザーにとってはヒット率が高いようです。 [Resolve] DNS=8.8.8.8 8.8.4.4 2001:4860:4860::8888 2001:4860: 他のDNSとしては、ISPが提供しているDNSサーバーを指定する。プロバイダが提供しているDNSは接続ルータの管理者画面等で確認します。 [Resolve] DNS=xxx.xx.xxx.250 xxx.xx.xxx.254 systemd-resolve サービス再起動 $ sudo systemctl restart systemd-resolved.service 設定確認 GoogleのPublic DNSサーバー( 8.8